上野 正人
UENO, Masato
教授
担当:声楽
研究室:音楽棟4階403
Mail: mueno[at]juen.ac.jp
独唱、合唱、音楽劇など声楽関連の授業を担当しています。「何が」「どのように表現されているのか」「いかに表現すべきなのか」をキーワードに、研究をしています。
授業
学部・大学院ともに、本学では全員が声楽の経験者というわけではなく、大学で初めて声楽を勉強するという人がたくさんいます。レッスンでは、発声や発音などの基礎から始め、コンコーネ、パノフカ、イタリア歌曲と、それぞれの上達度に合わせてレッスンを行なっていきます。
これまでにゼミからは、新潟県音楽コンクールの声楽部門最高位を2名輩出するなど、みな充実した研究を行っています。
【主な担当授業】
学部:独唱Ⅰ~Ⅱ、合唱Ⅰ~Ⅲ など
大学院:声楽の理論と実践Ⅰ(独唱)、声楽の理論と実践Ⅱ(アンサンブル)、声楽の理論と実践Ⅲ(合唱)、音楽劇の理論と実践 など
研究
研究は声楽芸術全般に及びますが、特に、J.S.バッハの声楽作品への演奏依頼が多いこともあり、バッハ作品の音楽言語の分析とその演奏表現に興味を持って取り組んでいます。バッハの音楽言語の根幹である修辞学的技法は、バッハ作品にとどまらず、あらゆる声楽作品演奏に通じる普遍のテーマであると考えています。
また、合唱指揮・指導の依頼も多くあることから、誰でも気軽に取り組め、かつ高い効果の上がる歌唱指導法・練習法のメソッドの構築に取り組み、それを出前講座などで実践しています。
【主な研究業績】
・「コロナ禍での学校授業における有効な歌唱指導方法に関する一考察:〈課題研究フィールドワーク〉における修士課程学生の学校実習を通して」(共著:『上越教育大学研究紀要』42、2022年)
・「〈21世紀を生き抜くための能力〉の〈実践力〉を育成する歌唱教育:学部授業〈合唱Ⅰ〉〈合唱Ⅱ〉〈合唱Ⅲ〉での実践を例に」(『〈実践力〉が育つ教員養成:上越教育大学からの提言4』、上越教育大学出版会、2018年) など