学部 音楽分野

学部音楽分野の正式名称は、「学校教育学部 学校教育専修 教科内容構成コース 音楽」です。

学部音楽分野は、声楽、器楽、作曲、音楽学、音楽教育学の5領域から成り、ソルフェージュ、指揮法、合奏、合唱、作曲、声楽、ピアノ・管楽器の基礎や表現法を学ぶ授業、アジアの音楽や日本の伝統音楽を学ぶ授業、初等・中等音楽科指導法など、さまざまな講義や演習が開講されています。

授業の特徴

  • 様々な専門の教員による指導体制が充実しているので、音楽の実技・理論の両面にわたって、専門的に学ぶことができます。
  • 合唱の授業は、学年を超えて合同で行われます。他にも学部生と大学院生、現職教員とストレートの学生が関わる場が多くあり、世代や専門の枠を超えた広い視野を身につけることができます。
  • 日本の伝統音楽および世界の諸民族の音楽については、雅楽、能楽、バリ・ガムランなどの楽器が揃えられ、それらを実際に手に取り音を出す授業が行わるなど、幅広い時代と地域の音楽について「広く深く」学ぶことができます。
  • 3・4年次の専門セミナーの授業では,学生の希望に応じた研究内容に即して、個人指導又はゼミナール形式で行う専門性の高い研究の場が提供されています。これらの授業は、卒業演奏会や卒業論文へと発展します。
  • 音楽劇創作演習では、台本・作曲・演奏・演技をはじめとして、舞台制作に関わる部分も含めた授業が行われます。卒業年度には、学習成果の発表として、学生による自作自演の音楽劇公演が本学講堂を舞台に開催されます。

取得できる免許状

卒業に必要な単位(124単位)を修得することによって、小学校教諭一種免許状を取得できます。その上に所要の単位を修得することによって、中学校教諭一種免許状(音楽)、 高等学校教諭一種免許状(音楽)を取得できます。

幼稚園教諭一種免許状についても、所要の単位を修得することにより、選択して取得できます。さらに、 学部段階で取得した各一種免許状は、大学院に進んで、所要の単位を修得することにより、専修免許状となります。

卒業後の進路

卒業生は,県内外の小中学校・高等学校(公立校)で教職に就くほか、私立学校で教職に就く、音楽教室や上演団体等の音楽関連企業に勤める、官公庁やその他一般企業に就職するなど、多方面で活躍しています。さらに専門性を高めるべく、大学院に進学する人もいます。

就職先の例
・公立小学校(新潟県、富山県、石川県、福島県など)
・公立中学校(新潟県、新潟市、長野県など)
・官公庁・公的機関(上越市役所、上越文化会館、新潟市音楽文化会館など)
・音楽関係企業
・教育関係企業