専門はテューバですが、独奏、アンサンブル、吹奏楽、オーケストラとフィールドを広げるうちに、いつの間にか指揮もしていました。音楽が作る人の縁に感謝し、楽譜に埋もれながらも日々楽しく活動しています。

合奏や指揮関連の授業を開講しています。学部では様々な管楽器について学ぶ授業やソルフェージュの一部、大学院ではアンサンブルの楽譜を作成するための授業も担当しています。

さまざまな教育現場に即応するための実践力を養いたいと考えています。

【主な担当授業】
学部：器楽基礎、合奏、指揮法、ソルフェージュ　など
大学院：管楽器初期教育の理論と実践、器楽アンサンブルの理論と実践、合奏教材作成の理論と実践　など

独奏やアンサンブルにおける演奏法・表現法に着目して活動しています。合奏の指揮や指導法といったことも研究の対象にしており、ゼミ生とともに地域の団体と密接に関わっています。

また、近年大きな課題となっている部活動の地域移行についても、その難しさを感じながらより良い方向を模索しています。

【主な研究業績】
・「アンサンブルを構築する過程で育つ〈人間力〉：練習におけるコミュニケーションの分析をもとに」（『〈人間力〉を育てる』、2022年）
・「教員養成課程の吹奏楽団体における海外公演の試み」（『音楽教育実践ジャーナル』15、2017年）　など